新型コロナウイルス抗体検査(出張検査可・英文診断書可)
九段下駅前まめクリニック(東京都千代田区)、池袋東口まめクリニック(東京都豊島区)、新宿南口まめクリニック(東京都新宿区)では、平日日中・夜間、土曜・日曜・祝日に、新型コロナウイルス抗体検査を実施しております。当院での新型コロナウイルス抗体検査は、スイスのロシュ社のECLIA法を用いた精密検査となります。抗体検査とは別に、海外渡航等を目的とした自費でのPCR検査も行っております(詳細はこちら)。
- 受付から会計までの時間は15~30分になります。
- ご希望に応じて医師からの結果説明(メールでの結果送付)・医療相談・結果証明書のお渡しを行っております。
- 企業への出張検査も可能です(20人以上・見積もり可能、100人以上の検査も対応しています)。
- 海外渡航などに用いる英文診断書の発行も可能です。
検査実施時間
平日
10時~14時(池袋東口院)
10時~12時(九段下院・新宿南口院・大宮院)
16時~22時(池袋東口院)
18時~22時(九段下院・新宿南口院・大宮院)
土曜
13時~18時(九段下院・池袋東口院・新宿南口院・大宮院)
日曜・祝日
10時~18時(九段下院・池袋東口院・新宿南口院・大宮院)
予約方法
下記予約ページにて予約可能枠が表示されています。
※ 問診は「自由診療」→「新型コロナウィルス抗体検査」をお選びください。
費用
精密検査(ECLIA法)1回11,000円、3回分セット29,700円(税込)
※ 検査のセットは、ご家族や同一企業などで一度にまとめてご利用される場合も利用可能です。
※ その他の費用はかかりません。クレジットカード・キャッシュレス対応です。
※ 精密検査の確認はメールか対面をお選びいただけます。
問い合わせ先
- 九段下院(03-6256-9273):mamecl.kudanshita@beans-mc.jp
- 池袋院(03-6915-2472):mamecl.ikebukuro@beans-mc.jp
- 新宿南口院(03-6302-0036):mamecl.shinjuku@beans-mc.jp
- 大宮駅前院(03-6302-0036):mamecl.omiya@beans-mc.jp
※平日午後の休診時間も電話での問い合わせに対応しております。
こんな方におすすめです。
- これまで自覚症状は無かったが、過去に新型コロナウイルス感染症にかかっていたか心配な方
- ワクチン接種後の抗体があるか確認したい方
- 多くの方と接する機会のある職業の方
- 出勤や登園登校の際に抗体を持っているか確認したい方
- 企業で抗体保有者が何人いるか調べたい方
新型コロナウィルスの抗体とは?
抗体とは、生体の免疫反応によって体内で作られるものであり、微生物などの異物を攻撃する武器の一つです。
抗体は免疫グロブリンとも呼ばれ、IgG、IgM、IgA、IgD、IgEの5種類があります。
抗体は感染してすぐには作られませんので、発症してからしばらく血液中の抗体が検出されない時期があります。
下の図を見ていただければわかるように、新型コロナウイルスでは、発症から概ね2週間くらいで8割の人が、発症から概ね3週間くらいでほぼ全ての人が、IgGが陽性になります。
しかし、この図を見てお分かりのとおり、発症して間もなくは抗体を測定しても検出されない方が多いので、新型コロナウィルスの抗体検査が陰性であっても、発症して2週間未満であれば「新型コロナではないとはいえない」ということになります。
抗体とPCR検査の違いは?
一方、発症してすぐに陽性になるのがPCR検査です。
PCR検査はウイルスの遺伝子の一部を測定しますので、発症してウイルスが増えている状態で検査を行えば陽性となります。
下の図が、新型コロナウィルスの発症からの日数とそれぞれの検査の陽性率の推移を見ているものになりますが、発症から3週間はPCR検査が陽性になりやすく、発症から3週間目以降は抗体(IgM/IgG)が陽性になるといわれています。
つまり、発症してからしばらくの間の新型コロナウィルス感染症の診断には、PCR検査が向いており、新型コロナウィルスに感染していたことを後から知るためには抗体検査が適しているということになります。
抗体検査はどのように役立つのか
では抗体検査はどのように使用するのが適切なのでしょうか。
外来患者の2.7%に新型コロナの抗体 神戸・中央市民病院が1000人調査
5月2日のこちらのニュースでは、神戸市立医療センター中央市民病院で行われた抗体検査で、外来患者1000人のうち2.7%が陽性であったと報じています。
私達が気がつかないところで、無症状のまま新型コロナウィルスの感染が広がっており、いわゆる「不顕性感染(無症状感染)」が相当数あることが推測されます。
したがって、新型コロナウィルスの抗体検査を行うことで、PCR検査で実際に診断を受けた方以外に、診断されていない(主に無症状~軽症の)感染者がどれくらいいるのかを把握するためには、抗体検査が適しています。
当院で導入している抗体検査(迅速検査:イムノクロマト法・ICA法)は、採取した血液を用いた検査で、約10~15分で結果が出るため、とても簡便に実施できるのが特徴です。抗体検査(精密検査:CLIA法)の場合、2-3日のお時間をいただいています。
抗体検査結果の解釈について
検査結果を解釈する上での注意点もあります。
神戸市での抗体検査の結果をそのまま解釈すると、神戸市民のうち2.7%はすでに新型コロナに感染しているということになります。
しかし、現在用いられている抗体検査キットがどれくらい正確なのかに関する情報がまだ十分ではありません。
抗体検査キットを販売している会社のカタログには、感度・特異度についての記載はありますが、どの時期の新型コロナ患者の検体を用いられて検証が行われているのかについては不明であり、キットの性能評価もまだ定まっていません。
コロナウイルスの中には風邪の原因となるヒトコロナウイルスも4種類ありますが、これらの風邪ウイルスと交差反応が起こり、風邪を引いた人でもこの新型コロナの抗体検査キットが陽性になってしまう可能性もあります。
確かに、麻しんや風しんなどの抗体検査については、抗体価の高さとその感染症に対するかかりにくさが関連することが分かっています。
しかし、新型コロナウィルスに関しては、抗体の陽性とかかりやすさとの関係も明らかではありませんし、抗体がどれくらい持続するのかについても、まだ分かっていません。抗体が陽性だからといって、二度と感染しないわけではない可能性があることにも注意が必要です。
東京都千代田区九段下、豊島区池袋、新宿区新宿で内科・総合診療・性感染症外来をお探しなら九段下駅前まめクリニック、池袋東口まめクリニック、新宿南口まめクリニック、東京都で性感染症外来をお探しならまめクリニックにご相談ください。駅前にある当院では、平日夜間・土曜・日曜・祝日に、内科、循環器科、呼吸器科、消化器科、糖尿病内科、泌尿器科、性感染症科、アレルギー科、神経内科、皮膚科、小児科の診療をおこなっています。新宿区、中央区、江東区、目黒区、世田谷区、文京区、渋谷区、台東区、足立区、墨田区、江戸川区、練馬区、北区、中野区、板橋区、大田区、三鷹市など東京メトロ東西線・半蔵門線・副都心線、JR山手線、埼京線、西武池袋線、東武東上線、都営新宿線沿線の神奈川県、千葉県、埼玉県在住の方にもご利用いただいております。